独り遊び
元旦の雪を見て、ふっと幼い頃を思い出す。
この日のように、元旦に雪が積もり、
1人外に出て、雪をかき集めたり、
氷のはったバケツに足を突っ込んで遊んでいる。
その足元は、素足に七五三で履いた草履。
冷たくって痛い。
でも、とってもワクワクして楽しかった。
誰にも邪魔されることなく、
寒さを忘れて遊んだ。
こうした独り遊びがとても好き~。
小学校の帰り道、ヘンゼルトグレーテルになりきって、
小石を拾っては、私の通った後へと並べる。
色んな物語の主人になったつもりで遊んだ。
寂しさは感じない。
私の必要としている時間だったから。
独りにさせられたんじゃない。
自分で独りで居たかったんだと、今だから分かる。
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