ちっちゃな傷

ゆうこ

2010年08月12日 10:42

幼少期からの、嫌だったことや、


寂しかったことに、とことん向き合って、また1つ思い出した。





年末には、必ず叔母(母の妹)と帰ってくる父。


叔母は、父の仕事のパートナーだからね。と、別に不思議には思ってなかった。


大晦日。。。レコード大賞が始まる前に、


母以外は、全員お風呂を済ませて、テレビをゆっくり観るのか毎年のこと。

当時、小学高学年だった私は、父とお風呂に入るには 、恥ずかしい年頃。

でも、タイミング悪く、父が入ってきた。


膨らみ始めた胸を見られたくない。


恥ずかしい!!!


そんな気持ちを知ってか知らずか?


父が、胸の膨らみを話題にした。


「ママには負けるけど、いや~○○姉ちゃん(叔母の名)より大きくなったかも!」


と口にした。


何で叔母と比べるんだろ?父をいやらしく感じ、とっても傷付いた。


父が、傷付けるつもりで言ったわけではないのは分かる。


久しぶりに会う娘の成長を、嬉しく思ったのかもしれない。


もし、父と一緒に生活を共にしていたのなら、私のそんな感情も生まれなかったのかもしれない。


でも、父が無意識に言った、その一言を今も覚えてる。


とっても嫌だったことも。





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