ちっちゃな傷
幼少期からの、嫌だったことや、
寂しかったことに、とことん向き合って、また1つ思い出した。
年末には、必ず叔母(母の妹)と帰ってくる父。
叔母は、父の仕事のパートナーだからね。と、別に不思議には思ってなかった。
大晦日。。。レコード大賞が始まる前に、
母以外は、全員お風呂を済ませて、テレビをゆっくり観るのか毎年のこと。
当時、小学高学年だった私は、父とお風呂に入るには 、恥ずかしい年頃。
でも、タイミング悪く、父が入ってきた。
膨らみ始めた胸を見られたくない。
恥ずかしい!!!
そんな気持ちを知ってか知らずか?
父が、胸の膨らみを話題にした。
「ママには負けるけど、いや~○○姉ちゃん(叔母の名)より大きくなったかも!」
と口にした。
何で叔母と比べるんだろ?父をいやらしく感じ、とっても傷付いた。
父が、傷付けるつもりで言ったわけではないのは分かる。
久しぶりに会う娘の成長を、嬉しく思ったのかもしれない。
もし、父と一緒に生活を共にしていたのなら、私のそんな感情も生まれなかったのかもしれない。
でも、父が無意識に言った、その一言を今も覚えてる。
とっても嫌だったことも。
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